万葉の旅
9月のある日曜日、お出かけ隊隊長は、奈良県の明日香村へ・・・・・・
いきなり万葉集に触発されてですが・・・・・
明日香村に有る「万葉文化館」に行く前に、まずは「石舞台古墳」を見学しました。
石舞台古墳は、飛鳥歴史公園内の中央に位置するわが国最大の方墳です。
30数個の岩の総重量は約2300トン、特に天井石は約77トンとかなりの重量で、造られた当時の優れた土木・運搬技術の高さがうかがわれます。
石舞台の下は、入って見学できます。
隊長も入ってみることに・・・・・
重厚な造りで、心持か涼しいです。
飛鳥時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
白雲の 熊いずこより来たりしか 石の舞台に想いはせなん
暑いのでソフトクリームでも・・・・・
昼食は、「古代米」のおにぎりを・・・・・
さて、いよいよ「万葉文化館」の見学です。
奈良県のイメージキャラクター、「せんとくん」がお出迎えしてくれます。
万葉文化館は、日本の古代文化に関する調査・研究機能(万葉古代学研究所)、万葉に関する文化の振興を図る展示機能(万葉ミュージアム)、万葉集に関する情報の収集提供を行う図書・情報サービス機能(万葉図書・情報室)を併せ持つとともに、事前の発掘調査で明らかにされた文化財についても、その保存に努めるとともに、復原展示などで創造的に活用することにより、遺跡と共存する総合文化施設をめざしています。
地下の展示場に入るとまず「歌の広場」があります。
海石榴市をはじめ東市、西市、軽市などをイメージした古代の市空間を再現。
個々の小屋に展示ユニットを配し、「声」で歌われた古代の歌から「文字」で表現された歌、アジアの歌など、万葉歌を中心とした様々な歌に出会えます。
歌垣に興じる男女、市の人々などのシーンを再現したり、歌垣に始まり、万葉時代までの掛け歌の系譜を映像で紹介したり、パソコンを使ったクイズ形式のゲームがあったりと古代空間を体感できます。
二代目隊長も、飛鳥時代に紛れ込み、万葉の世界を体験。
また、「万葉劇場」と呼ばれるシアターがあり、万葉歌人の歌をもとに、それぞれの歌人の個性や心情、人間関係や時代背景などをとりあげ、人形、映像、アニメーションなどの複合的な手法で紹介。能や雅楽をはじめとした日本の伝統芸能のエッセンスを抽出し、新しい創作歌劇として現代に生まれ変わらせています。
プログラムは、人形と映像による歌劇「額田王」と「柿本人麻呂」、アニメーション「万葉のふるさと」の3本立てです。
残念ながら、写真撮影は禁止でしたが、隊長、万葉の歌劇を堪能しました。
休日で有りながら、見学者が非常に少なく、ゆっくりと自分のスタイル(やりたい放題)で見学でき、非常に有意義な一日でした。
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「石舞台古墳」興味深いです♪
最近は奈良にも向かわれることが多いのかな。
二代目ちゃん、ご機嫌ですね( ´艸`)
投稿: みに | 2011年9月28日 (水) 23時53分
いつもコメントありがとうございます。
ブログの更新が出来ないまま9月も終わってしまいました
10月は、仕事もひと段落するのでまた頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。
投稿: 白熊二代目 | 2011年10月 4日 (火) 18時26分