輸出物品販売場は面倒
政府が、東京・台場に関税免除の商業施設の設置許可を検討していることが明らかになりました。
安倍首相が掲げる成長戦略の一環(外国人観光客を3000万人超とする目標)なのですが、正直国内は増税に向かっている中での免税店(輸出物品販売場)...しかもまた東京ですか。
別に東京を悪者にしたいのではありません。
やはり『ヒト・モノの一極集中』が過ぎるな、と感じたまでです。毎月のように巨大な商業施設がオープンするのが日常となっている東京においては、便利な反面、どこか泳ぎ続けないと死ぬマグロのような息苦しさを感じてしまうのも事実です。
先日出張で訪れた際、旧東京中央郵便局の局舎まで商業施設になっているのにはさすがに笑っちゃいました。
さて、この輸出物品販売場、個人的には手続きがやや煩雑すぎるのではないかと感じております。
まず、
①購入の際に所持する旅券等を提示すること。
②提示した旅券等に、購入記録票のはりつけを受けること。
③購入者誓約書を事業者に提出して、物品の引渡しを受けること。
④事業者はその販売をした日から最長8年2ヶ月その書類を保存しなければならないこと。
もちろん事業者が購入者誓約書を保存しない場合や、非居住者が免税購入した物品を出国日までに輸出しない場合等は、消費税は免除されません。
この4要件がメインなのですが、なんだか煩雑です。
外国に旅行に行った際は当たり前にやっていますが、やっぱり面倒です。
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